ヒツジに感謝@さぽろぐ

スピナーズファーム・タナカで行われている、ウール作品コンテストを見に行ってきました。2004年6月20日(日）までやっています。
今年は（も）レベル高いです。すごい作品がいっぱいありました。

ウール・チャレンジｉｎ十勝という、羊毛のイベントがあるんですが、その先駆けでコンテストが行われています。
お店の2階の半分に、羊毛を使った作品が出品されています。
フェルト、編物、織物様々。すごい力作ぞろいです。
順位は人気投票だそうです。

日本のシェットランドシープの半数がこの牧場で飼われていることもあり、シェットランド・レースの作品が何点もありました。
こんなに熟練したニッターが多いなんて、十勝は日本のシェットランドかも。

シェットランド・レースとは、羊毛をごくごく細く紡いで、細い棒針で編んでいるレースです。ウールなのにものすごく軽く、柔らかく、薄いんです。1枚目の写真では、窓際に黒いレースがかかっていますが、透けちゃっていますね。
別名、リング・ショール。
指輪を通り抜けるくらい軽やかで繊細に出来ています。持っているか持っていないか分からないくらいです。木綿で編むクロシェ・レースやボビンレース、クンストレースはボリュームがありますが、このレースはとにかく繊細で軽い！かといって、工場でできるチュールレースとも違う感じです。手作りの極みです。
「うーん、すごいなぁ！」と感心してしまいました。雑誌では時折目にしますが、実物を見ることを強く強くおすすめします。
来年はあれを編みたいなぁ！

実は今回お願いして、去年の12月からちょこちょこ手掛けていた「アリス」ほか数点を出品させていただいています。えへへ。
商品や順位よりも、見てもらいたかったんで。



アリス、あれからかなり手をかけています。靴下までは時間なかったけど、スカートめくるとちゃんとパンツはいているし（あ、かわいそうなんで会場でめくっちゃだめですよ）。
あと、そのままでは寂しそう（というよりも物足りなかった）なので愉快秘書「うさみんみん」をつけています。

お近くにお寄りの方は、是非どうぞ見てやって下さいね。

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