ヒツジに感謝@さぽろぐ

先日、簡易ニードルフェルト教室でご自分の愛犬を作りたい、という方がおいでで、がんばってお作りになってかえられた。
ご自宅について愛犬（本物）に見せたところ、あっというまにかみ殺された…つまり、バラバラに。

もう一度修理しました。

動物にはそれぞれ特有のラインがあるんで、写真を見ればある程度はなんとなく。
うまくいえないんですが、その人が抱いている気持ちを、代理で作っている「それ」に込めるのは難しいなぁ、とか。

「デブなのよ、この犬ー」なんてうれしげに写真を見せていただいたんですが、その犬と飼い主との間にある、特別なつながりってなかなか表現しづらい。写真の中でぱっちりとしたお目めでこっちを向いているワンチャンのお顔は、おそらく飼い主にしか見せない笑顔。

たぶんね、写真そっくりに作っても、実物のわんちゃん-飼い主と一緒にいてリラックスしているときの-とは「何か」がきっと違う。

自分の作品やデザインには、自分の気持ちを込めることはものすごくできたりする。でもね、その出来上がったものに入れたい「特別な何か」ってなかなか…その「何か」はかすかに感じるんですが、表現しづらい。

なので、ちょっと不出来です。
雨が上がったら久しぶりにスケッチにいくかな。

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