ヒツジに感謝@さぽろぐ

というわけで、靴下です。
男性用（おー）。

模様も適当です。何となく市松模様よりも斜めチェックの方が面白そうだったのでパソコンでちょっと模様を組んでみて、カーディガンには使う予定ではないけど紡いであった藍染めの糸を組み合わせてみました。

色を選んだのは単純に男性用なので青かなぁ、と（安直に決めたこの時点から既に間違っていたのか）。

今年の毛は茶色を多く紡いだんですが、あげる相手に茶色をオシャレに着せるのはちょっと高度だったりするので避けました。

差し上げるこの相手、実を言うと茶色は身につけたことがない。
服はいつも紺色と小豆色をベースにしています。
で、それに茶色を加えるといかにもバランスが悪い。

でも、ちょっとだけ若々しいイメージにしたかったので、ユーカリで染めた淡い黄色を組み合わせてみた。もちろんオール手紡ぎ糸です。

ところが、最初はいい感じだったのが、どんどん「山小屋っぽいイメージ」に。フシギー。

黄色と青、スポーティなカラーイメージで相性はいいはずなんだけど札幌にある秀岳荘でよく見かける靴下になりそうな（つまり、山登り用ね）。
そこで、黄色を白に変更。
まあまあいい感じかなぁ、と編み進めて。
「…なんか、どこかで見たなぁ」なんて思ってたり。

「まさかねぇ」なんてあれこれ雑誌をめくったら。
…以前買った手袋の本にあるパターンに色までそっくりでした。

かなりがっかりしました。
頭のどこかに色合いとパターンが残っていたらしい。
まあね、あっちは手袋だけどさ。

でもさ。
わたしさ、人とは違うデザインが大好きなのよ！
似せたくないし、反対に絶対似られたくないし。

我ながらもうもう腹が立つんですが、このまま続行します。
オリジナルの道は険しいなぁ。

この靴下は日頃お世話になっている、でも最近はなにかする度によけいな仕事を増やしてくれる、トボケた例のあの方に。

…春先に差し上げるものとしてはトボケた品物なので、おあいこですな。

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