2003年12月18日
ケーキを作った思い出。
高校の頃、ケーキを作ったことがあります。
中身は確か、バナナとクルミだったような。
材料を混ぜ合わせ、「できたー」と、焼いてみたところ。
中身は確か、バナナとクルミだったような。
材料を混ぜ合わせ、「できたー」と、焼いてみたところ。
ずっしりと重いケーキができあがりました。
…まるで文鎮のような。
歯ごたえ、しっかり。
…というよりも、生ゴムのような歯ごたえ。
何がよくなかったのか、いまだにわかりません。
当然のごとく、誰も食べてくれませんでした。
もっちりゴムゴムしたケーキはナイフで切るのも一苦労。
仕方ないので、次の日こっそり家の外に持って行き、内緒で犬にあげてしまいました。
お向かいの犬でしたが。
「えさだよーん」と声をかけて放ってやると、バウンドして転がったそれをふんふん嗅いでいたので、ああ、食べてくれるのね、と家の中に入ったのです。
…
3日経って、犬小屋の脇に、土ぼこりにまみれた四角い妙なものが転がっているのが目に入りました。
ケーキでした。
歯形の跡もありませんでした。
食べ物として認識されなかったようです。
いつもお腹を空かせていて、トウモロコシを芯ごと丸のみするような犬だったのですが。
その後、思い出したように、ドーナツなんかをあげてみたりしたこともあったのですが、何度やってもやっぱりずっしりゴムっぽいので、とうとう作らないことに決めました。
で、バレンタインとか、クリスマスとかが近付くと何となく悲しくなるので、私のカレンダーにはその行事はないことになっています。味見をしてくれる、お向かいの犬も死んでいなくなっちゃったし。
…まるで文鎮のような。
歯ごたえ、しっかり。
…というよりも、生ゴムのような歯ごたえ。
何がよくなかったのか、いまだにわかりません。
当然のごとく、誰も食べてくれませんでした。
もっちりゴムゴムしたケーキはナイフで切るのも一苦労。
仕方ないので、次の日こっそり家の外に持って行き、内緒で犬にあげてしまいました。
お向かいの犬でしたが。
「えさだよーん」と声をかけて放ってやると、バウンドして転がったそれをふんふん嗅いでいたので、ああ、食べてくれるのね、と家の中に入ったのです。
…
3日経って、犬小屋の脇に、土ぼこりにまみれた四角い妙なものが転がっているのが目に入りました。
ケーキでした。
歯形の跡もありませんでした。
食べ物として認識されなかったようです。
いつもお腹を空かせていて、トウモロコシを芯ごと丸のみするような犬だったのですが。
その後、思い出したように、ドーナツなんかをあげてみたりしたこともあったのですが、何度やってもやっぱりずっしりゴムっぽいので、とうとう作らないことに決めました。
で、バレンタインとか、クリスマスとかが近付くと何となく悲しくなるので、私のカレンダーにはその行事はないことになっています。味見をしてくれる、お向かいの犬も死んでいなくなっちゃったし。
Posted by Yah at 21:35│Comments(3)
│雑記/日々瑣末
この記事へのコメント
二物を与えず・・・。
Yahさんは、すてきな一物があるじゃないですか!
私には、物 ありません・・・涙
Yahさんは、すてきな一物があるじゃないですか!
私には、物 ありません・・・涙
Posted by manbow at 2003年12月18日 22:39
vegeです。
manbowさんの「天は二物を与えず」をみて、「そうそう、これ。まさに、私が今思ったこと!」って思いました。
きっと、フェルト作りの才能がケーキ作りにも影響して、羊毛を圧縮して作成するフェルトのように、目が詰まったケーキになってしまったのですよ。
manbowさんの「天は二物を与えず」をみて、「そうそう、これ。まさに、私が今思ったこと!」って思いました。
きっと、フェルト作りの才能がケーキ作りにも影響して、羊毛を圧縮して作成するフェルトのように、目が詰まったケーキになってしまったのですよ。
Posted by ゲスト at 2003年12月18日 23:51
甘いもの好きなんで、甘いものが載っているブログはのぞくんですが、作れないんですよ。
いいなぁ、とおもって。
いいなぁ、とおもって。
Posted by Yah at 2003年12月19日 22:55