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2003年09月02日

ナバホ撚りをしてみる日

nabaho.JPG

昨日、牧場主さんから教えてもらった「ナバホ撚り」に挑戦。
ただ撚っただけでは糸は一方向にしかねじれていないので、もちろん元に戻ろうとします。それを戻らないようにするには、2種類方法があります。
・蒸して繊維に熱と水分を加えることで撚りを固めてしまう
・別の糸と一緒に、逆方向に撚りをかけることでお互いをからめる
蒸して1本だけで糸にしたものを単糸、2本取りで逆方向に撚りをかけると、双糸と呼ばれるものに。私は今回かなり細く紡いでいるのと、あまめの撚りのため、3本を合わせて3号か4号の棒針で編めるようにしています。(三子糸と呼ぶんだったかな?…まあ、呼び方はどうでもよいのですが。)

3本の糸を寄り合わせるには、基本的に糸の玉が3個必要です。

ところが手仕事なので一定の重さの羊毛を一定の太さに紡げるわけもないので、糸玉ごとに糸の長さに若干のばらつきが出てきます。
今までは、残った糸玉から別のボビンに平均に移し代えていたのです。
これが結構面倒臭いんです。

「ナバホ撚り」は一本の糸を3本どりにして紡ぐ方法。
大きめの鎖目を手で作りながら、撚っていきます。
これ、ほんとうに目からウロコでした。

Tさん、ありがとうございます。

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この記事へのコメント
これはネイティブ・アメリカン(インディアン)のナバホ族と関係があるんでしたっけ?たしかそうではなかったかと…。
Posted by はなゆー at 2003年09月05日 11:24
これ、本当はドロップ・スピンドルという紡ぎごまの技法です。スピンドルは紡ぎをする基本的な道具で、世界各地、羊のいる所にあります。
絨緞で有名なナバホの人たちが使っているのは、柄の長いスピンドルです。
Posted by Yah at 2003年09月06日 09:29
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ナバホ撚りをしてみる日
    コメント(2)