捨てるに捨てられないもの

Yah

2004年03月01日 20:55



それは、本。
忘れっぽいのと片づけ下手が手伝った結果、いろいろダブるし、トリプる。かくしてこの他に原書、訳者が違うものなどをあわせると「リア王」は6冊ぐらい。これが一番ひどい。

…中身は一緒なんだよね。当たり前だけど。
本によってラストが変わるわけでは…絶対に…ない。
…たまに変わればいいのに。ちぇ。
なんでこんなに集めちゃったのかなぁ…、と考えて、思い当たることはあるんだけれど、話すにはまだまだ痛すぎるので内緒にしておきます。
「リチャードIII世」は好きだったから、まあ許せる…いやいやいや、そういう問題ではない。

それはともかく、ぶつぶつくだらないことを言ってもいわなくても、読む人はひとりなので、供給過多の状態です。
売ろうとしても需要がないらしく、売れないんですよね。

それに、捨てるには捨てられない。

どうしてかって?

それはね。

…捨てると「もったいないおばけ」が出ちゃうから。
夜中にお布団の周りを踊るんだよ、“もったいない〜っ”って。
たぶん。

かくして、このまま数年、いやあと十年くらいは我が家に同じ本が少なくとも6冊あることに…

一番の問題は、わたしは「リア王」が好きではないことなんです。
どちらかというと「嫌い」な作品なんです。
やれやれ。
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