毛質ごとに羊毛をわける日

Yah

2003年05月05日 10:54



昨日のスカーティング skirtingの続きとソーティング。
ソーティングは意外と簡単です。毛の太い後ろ足やお尻、前足の方や首の部分などで毛の質ごとに分ければいいんです。これを一緒にすると、ちくちくする毛糸ができます。
細い毛は毛糸、太い毛はフェルトにしてバッグやマットにすればいいのです。使えないからと言って、捨ててはいけません。
さて、部位ごとに袋に入れておいた毛を引っぱりだし、汚れていたり、固まっていたりする部分を取り除きます。ひとふさ腰のあたりをひっぱってとりだしてみると、見事にカールがはいっていました。毛の1本1本も細いし、フェルト化している部分も少ない。牧場主のおじさんが自慢するわけですね。

いよいよ洗毛に入るわけですが、羊の毛を洗うには、大量のお湯、それに時間が少なくとも2日は必要。というわけで、自宅から30分離れた山の中にある公共の牧場用作業施設を借りるために電話。そこでは大きな鍋などが使えるのと、電動カード機がおいてある。使用料も格安。ついでに去年買っておいた、ゴットランドの毛も持って行きましょう。
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