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2006年04月24日

グラシン紙、その後

papers.gif

以前、本のカバーを探している、というエントリーをたてたところ、いろいろ教えていただき、無事グラシン紙を見つけることができました。なんと、地元の文房具店にちゃんとありました。ものの名前が分からない、というのは恐ろしいですね。

お礼をすっかり忘れていたので。
あらためて、おさかなさん、ありがとうございます。
ちゃんとその後、地元の文房具屋さんでみつけることができました。
去年の10月のエントリー
探し物中:本のカバー用の紙(ビブリオマニアじゃないんだけど)

で、最近よくめくっている本に。

最近のビジネス書には、「(どうせわすれるんだから)できるだけたくさん素早く読んで情報をどんどん貯めて、どんどん捨てる」という考え方があります。

わたしは情報には2種類あると思ったりしています。

ビジネス書の中には30分で読めてしまう文もありますし、その手の本の中に書かれていることの情報は、その考え方の通り、忘れてもいいような。なんとなく情報に対する注意喚起/再活性のための本、というような。それこそ、その手の本は30分後には転売または廃棄。

それとは別に、何度も思い出したいものもあったりします。そういうのは、一見役には立たないんですが、そばにいてもらいたいし。うまくいえないんですが、作業をする時や考え事をするのに役に立つような。
何となく、なんですけどね。たとえば10年前に食べたおいしいご飯の思い出-ワサビの利いたトマトソースの味とか…いや、ちょっとちがうか…(悩)

とにかく、そんな大事な本にカバーをかけておこうと。

でも、大事といっても、それほど大事にしているわけではなくて。

昔、ほとんどの蔵書に(また、蔵書内容がとても良かったんだな)にカバーをかけて、ページをめくるときは5cmくらいそっとあけてその隙間からのぞくという、とても繊細な方がいたんですが、わたしは彼に比べるととても大雑把です。思い切り開いちまってその方をがっかりさせたんですが、あれは彼に申し訳ないことをしました。今でも「人をがっかりさせた思い出・ワースト100(人をがっかりさせる名人だったからいろいろある)」に入っています。

今でも大雑把です。でもさすがに、本当に大事で誰にも見せたくないたぐいのもの-詩集などは、たしかに半開きの状態で読むようになっていたりします。吉増剛造の詩集とか(サイン入りだし)。

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この記事へのコメント
ぷえっくしょい(←くしゃみの音)

おお、グラシン紙、ありましたか。きっと立派な文房具屋さんなのでしょうね。
お役に立ってよかったです(^^)

だいじにしたい本ってありますよね。
こころをこめて作られたお人形たちのような。
そういうふうに扱ってくださるかたに出合えた本も、幸せだなって思います。
(やっぱり、自分ちの本の視線が痛い気が‥‥‥)
Posted by ゲスト at 2006年04月25日 20:59
ありました、ありがとうございます。

うちの本は格付けされて待遇が違うので、格差社会が既に進行しています。
Posted by Yah at 2006年04月25日 21:33
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グラシン紙、その後
    コメント(2)