ヒツジに感謝@さぽろぐ

カーディガンの4模様目の「正」模様が終わって、上のお花模様に。
白黒のパターンを描いていた時には「…中華模様かな？」と思っていたのですが、今は、地面の下の根っこの模様にも見えます。配色次第で変わるので、不思議です。

編み物をしながら、とりとめもないことを考えてます。

よく「怨念とかいろいろこもってそうで手編みは嫌だ」と言いますが。
どーなんでしょうね？
長い時間かけるんで、いろんなことを考えるのは確かなんです。
あげる相手のことだけひたすら考えながら編むんですか？

…考えてそうで、考えていないような。
相手に嬉しい顔されたり、「進み具合どう？」とか聞かれると、励みになりますけど。基本的にひとりぼっちの作業でさみしいものなんで、気にしてくれると嬉しいのです。たぶんね。

わたしは今回、自分で着るものを編んでいるので、怨念をこめるためには「自分のことを考えながら」編んでいなきゃならんことになるのです。

…それだと、ちと辛い。
独りで想いを空回りさせることになるので。
むしろ、そういうことを忘れるために編んでるし。

楽しくないと、やれないんですよ。
独りでぼうっといろいろ思い出したり、考えたりしながら編んでいるんで、嫌なことも思い出すこともたしかにあります。ついでにいうと、そんな重苦しい事ばかり考えながら編むと、糸を引っ張り過ぎて編み目がきつくなったり、編み地が歪んだりするんで、考えないようにしないとね…。

今回は、羊毛も自分で洗って染めて、糸も紡いで。
自分で模様を決めて、配色も決めて、ゲージも調整して、サイズ計算して、目数計算もして、という具合にいろいろと挑戦することが多いのです。なので、それなりに「念（苦労）」はこもっているのですけどね。
入ってなきゃ、むしろおかしい。

編み物って何なんだろう？

と、ここまで考えて。

…そっか、こういう風に、いろいろとりとめなく考えながら編むのが「怨念」なのか。

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