羊の毛で手袋を編む。普通なら多分やらないと思うけど
「毛100%は縮んで型くずれが」なんて聞くんですが、縮むものなら最初から縮めてしまえ、なんてことを。
どっちみち、ちょっと目が緩くて、ひとまわり大きいので。
あ、責任は持てないので、これを見て「あー、こうすればいいんだ!」なんて思わないように。
あらかじめ縮めたいところを見当を付けておきます。
わたしの場合、手首周りは特に縮めたい。
縮めたくないところは、親指。
で。
40度以上の熱めのお湯を用意します。あと、洗濯用の石けん。ごく普通の石けん。(「ウタマロせっけん」って誰かしらない? 今回は違う石けんを使っていますが、あんなやつです。昨日話していて「えー、そんな変な名前のやつは知らない」と言われた)
で、揉み洗いします。
ウールのお洗濯は通常、ぬるま湯で優しく押し洗いですが、それは、繊維をよけいに絡めたくないから。
今回は、もみ洗いで縮めます。
お湯の中で手にはめて、手にフィットするまでわしわし。
手首周りを特にゴシゴシ。
親指のところはなるべくいじらないようにします。
ちょっと乾かすと、こんな感じ。
ちゃんとぴったり…ものすごくぴったり…というか、手の形にものすごくあっています。嵌めながら洗っているから、当たり前だけど。
生地は縮めた分、当然分厚くなるし、手首周りもちょっと固め。この縮み具合や堅さを見極めるのがコツかも。
もちろん、これ以上は縮めたくないので、次回洗うときはちゃんと押し洗いです。ぬくぬく。
というわけで、大きかった手袋はちゃんと小さくなり、どうやら目をつけていたらしいRitchieさんのお手元には残念ながら届かないことに。ごめんねー
ところで、どなたかこの編み図欲しい人はいます?
ちゃんと、普通に手首から編むこともできます。
おおざっぱだけど。
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