今季最初のカーリング

Yah

2004年01月11日 20:48



カーリングのモールストーン杯、始まりました。十勝川の第一ホテルさんの温かいご好意で、優勝チームにはモール温泉宿泊券が。

でも、今日は負けちゃったよ。いいところまで行っていたんですが、最後でこけたなぁ。写真は試合のハイライトシーンです。
カーリングは、二重にかかれた円(サークル)の中心にめがけ代わりばんこにストーンを投げ、最後に中心に近い方が得点となります。

チームメイトは投げる順番でリード・セカンド・サード・スキップと呼び名が決まっています。スキップはチームのリーダーです。サークルに立って情勢を見ながら作戦をたて、チームメイトに投球の指示を出します。

1チーム4人が順番に、それぞれ2個ずつストーンを投げるので合計8個、相手チームとあわせると16個になります。こっちのリードが1投目を投げたら相手のリード1投目、次いでこっちのリードが2投目というように、相手チームと代わりばんこになげます。

それぞれのスキップが2投目を投げ終わったら、1エンド−野球で言う1回が終わります。正規試合では10エンド、2時間半かかります。
(今回は1時間30分になっています。夜中までかかっちゃうとさすがに寒いし。)

近い方が得点となるので、たとえば相手ストーンが3個サークルにはいっていても、こちらのストーンが中心に1個鎮座していたら、こっちが1点です。

ストーンは摩擦の関係でクルクル回り、緩やかなカーブを描きながら進みます。そのカーブの角度も計算に入れて投げないと、思ったところに置けません。

写真は、相手の投球直前のところです。それまでの得点はどちらも同得点を上げていて、これが最後のターン。相手(赤石)もこちら(青石)もまだ2個ずつ投球できます。赤石側のスキップがブラシで「ここに投球!」の指示を出しています。



図は、写真を上から見たところ。既に赤に2点入っています。
(右にもサークルにかかっている赤い石がありますが、左上にある青石の方が内側に食い込んでいるので無効になります。)
茶色の楕円が、写真ではブラシを置いている場所です。これをめがけて右回転にストーンを投げてやると、黄色の丸のところにストーンがおさまる予定。その段階では赤が3点となります。

でも、その後の1投で青いストーンが同じラインを描いて真ん中におさまれば、赤は得点なし、青が1点。
もちろん、赤もそれを見越しているので、わざと左側の赤いストーンに半分隠れるような位置、すなわち黄色の丸のところに目標を設定しています。

さて、結果なんですが、赤は予定通りに黄色の丸の位置にストーンを置き、青も予想通り(?)左上の赤石をひっかけて、1点を削ぎ取り、結果は赤が2点。

うーん、残念。
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